全国の充電器数は2024年度末で約6.8万口に達し、この1年で約2.8万口増えるなど、整備は明らかに拡大期に入りました。一方で政府が掲げる「2030年までに30万口」への達成率はまだ約23%です。残りの約8割を限られた年数で積み上げるには、民間任せでは届かず、自治体の積極的な関与が欠かせません。
背景には自治体にとってより切実な事情もあります。ガソリンスタンドはピーク時の約6万カ所から半減し、30年連続で減少しています。過疎地を中心に「給油難民」が拡大するなか、EV充電インフラは給油所に代わって住民の「移動の権利」を支える地域インフラへと役割を広げつつあります。
